売られた花嫁 国民劇場 オペラ

売られた花嫁

 

作曲:ベドルジハ・スメタナ

台本:カレル・サビナ

初演:1866年5月30日 仮劇場(プラハ)

ドイツ語での初演:1893年 ウィーン

 

あらすじ

 

時と場所:1866年 教会の例年の祭りの時期、午後と夕方。ボヘミヤ(チェコ)のある大きな農村

 

第1幕

今日は春の聖別式の祭りの日。村人達の楽しい合唱。そんな中、農夫の娘マジェンカはひとり悲しげである。親たちはまだ見ていない金持ちの農場主のところに嫁にやるのだと決め込んでいるからである。そして親に見合いを勧められたことを恋人イェニークに話す。よそ者のイェニークは身の上を明かさず愛の重唱。二人が去ってマジェンカの両親クルシナとルドミラ、仲人ケツァルが現れ金持ちの地主ミーハの息子との結婚の交渉。ミーハの先妻の息子は行方不明だが、後妻の息子ヴァシェクはまじめで立派な青年だという。実はこの仲人、知恵遅れの息子を立派な青年のように見せかけてマジェンカと結婚させ、たっぷり礼金を取ろうとしているのである。やってきたマジェンカに結婚を勧める。彼女はイェニークと結婚の約束をしたと拒否する。ケツァルはイェニークを説得して諦めさせるつもりでいる。

 

第2幕

村人達の酒をたたえる合唱。若者達と娘達はボヘミヤの民族舞踊フリアントを踊る。一同退場すると知恵遅れのヴァシェクが入ってくる。マジェンカは自分が結婚させられる男と知り、別人のふりで彼に話しかけマジェンカを諦めて他の人と結婚するよう誓わせる。二人が去ったところへ、ケツァルがイェニークを連れてきてマジェンカを諦めて金持ちの女性と結婚をするよう勧める。そしてマジェンカがミーハの息子と結婚すれば金を払うという。イェニークはマジェンカがミーハの息子以外とは結婚しないという契約書を作ることを条件に金額を承諾する。ミーハの息子はヴァシェク以外にいないと早合点したケツァルは満足して出ていく。するとイェニークのアリア「なにもかも、うまくいった」。実はイェニークもまた長く行方不明になっていたミーハの息子だったのである。村人達が集まって来る。戻ったケツァルは契約書を人々に示し、イェニークに金を払ってマジェンカを譲ってもらったと話す。イェニークは金に目のくらんだひどい奴だ、と驚く人々。

 

第3幕

ヴァシェクが見知らぬ女性に恋した苦しみを歌う。そこへサーカスの一座が登場、道化師達が踊りを始める。村人達に座長が開幕を予告する。熊使いの美女エスメラダに一目惚れするヴァシェク、代役で熊に扮する約束をする。そこへ両親とケツァルが来て結婚の署名を迫るがヴァシェクは拒む。マジェンカと両親も現れ、イェニークの契約書が示される。ひとりになり嘆くマジェンカのアリア「私には信じられない」。イェニークが楽しそうにやって来るが、マジェンカは怒るばかり。村人達が集まって来ると、ミーハは行方不明だった自分の息子イェニークを発見する。騙されたことに気づくケツァル。熊のぬいぐるみをつけたヴァシェクも現れマジェンカの花嫁にふさわしくないと自ら暴露する。マジェンカの誤解も解けて人々は二人の結婚を祝福する。(幕)

プログラムとキャスト

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国民劇場 プラハ

国民劇場(こくみんげきじょう、チェコ語: Národní Divadlo)は、チェコの首都プラハにある劇場。チェコの歴史と芸術を代表する建築物である。

 

国民劇場は、音楽の盛んなチェコにおける最重要機関であり、チェコを代表する芸術家らによって創設、維持されてきた。この伝統により、チェコの言語、音楽、思想などが保存・発展してきたものである。

 

今日では、国民劇場はオペラ、バレエ、演劇を提供している。いずれも、著名なクラシックなどに限定せず、地域のものや現代のものも上演している。

 

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